遺品整理・生前整理のお片付け費用相場とお安く抑えるコツ
- 遺品整理・生前整理

死を意識した身の回りのお片付けとして、「遺品整理」と「生前整理」があります。
本人の死後に遺族が行う遺品整理と、生きているうちに本人が行う生前整理。
所有するあらゆるものを整理する必要があるので、どちらも作業量が膨大で、費用もかかります。
最近では、「家族に迷惑をかけたくない」「元気なうちにすっきり断捨離したい」と生前整理を進める札幌市の方が増えています。
まだ始めていなくても、「どのくらい費用がかかるの?」「どちらの方が安く済むの?」といった疑問をお持ちの方も多いと思います。
この記事では、遺品整理と生前整理の費用相場について解説します。
また、費用をお安く抑えるコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
遺品整理・生前整理とは
遺品整理とは、亡くなった方の持ち物を遺族が整理すること。
思い出や形見を選別し、不用品を処分して部屋を片付けながら、家族が自分の心も整理していく作業です。
物理的にも精神的にも、遺族に負担がかかります。
生前整理とは、自分の死後に家族が苦労しないために、生前に身の回りを整理しておくこと。
物を減らすことで老後の暮らしをシンプルにし、自分の生き方を見つめ直すきっかけにもなります。
生前整理を行っておくと、遺品整理がスムーズです。
遺品整理の主体は遺族、生前整理の主体は本人ですが、作業量が多いのでいずれも整理業者に依頼するケースも多く見られます。
遺品整理・生前整理の対象となる物
遺品整理・生前整理の対象で共通するのは、家具や衣類、思い出の品といった身の回りのものや銀行口座や宝飾品といった貴重品です。
その他については、生前整理では生活に必要なものを残して整理しますが、遺品整理では大切なものだけを残して多くを不用品として処分することになるので、遺品整理のほうが対象となる範囲が広いです。
そのため、生前整理よりも遺品整理の作業量が多くなります。
遺品整理・生前整理の費用相場
間取り | 遺品整理・生前整理の費用相場 | 作業時間 | 作業人数 |
1R~1DK | 30,000円~ | 1~2時間 | 1~2人 |
1LDK~2DK | 80,000円~ | 2~3時間 | 2人以上 |
2LDK~3DK | 120,000円~ | 3~6時間 | 2人以上 |
3LDK以上 | 170,000円~ | 半日 | 2人以上 |
費用相場や作業時間はあくまで目安です。
実際は、現場の状況により異なります。
生前整理の方が本人の意思で依頼する作業量を調整しやすいので、費用を抑えられる傾向があります。
費用が変動するポイントとしては、以下のものが挙げられます。
費用が変動するポイント
荷物の量
荷物の量に比例して、仕分け作業や搬出作業が増え、作業時間や人数を増やして対応する必要があります。
部屋の広さに対して物量が多すぎる場合は、通常よりも作業量が多くなり、相場よりも費用が高くなります。
例えば、ゴミ屋敷のような状態ですと、数日以上かかる場合があり、費用がぐんと跳ね上がることも。
一見すっきり見えるお宅でも、タンスや収納の中がぎっしり詰まっている場合、通常よりも仕分けに時間を要することがあります。
すべてを整理するのは難しくても、明らかな不用品は先に廃棄しておくのがおすすめです。
作業環境
札幌市には、築年数の古い団地や公営住宅が多くあり、エレベーターが設置されていないケースも少なくありません。
引越作業と同様で、エレベーターがない場合、搬出入に人手が必要となりコストがかさむ要因に。
トラックを停車できる場所まで距離がある場合や室内の廊下が狭くて長い場合も、搬出に手間がかかるので料金が高くなります。
また、札幌市のような北国では、積雪や路面凍結のために冬季特有の作業が必要となった場合も、追加費用が発生することがあります。
作業環境は実際に見ないとはっきりわからないことも多いので、現地見積もりを取るのが安心です。
特殊作業の有無
孤独死、ゴミ屋敷、事件・事故などの汚れを専門的な技術で清掃することを特殊清掃と言います。
特殊清掃が必要な場合、専門業者に依頼する必要があり、通常よりも費用がかかります。
仏壇や神棚は特別な遺品で、丁寧な供養が必要です。
整理業者に依頼する場合、追加費用の発生は避けられません。
さらに、階段で容易に下せない大型の遺品がある場合、ロープやクレーンを使った吊り作業により窓から外へ搬出することがあり、有料のサービスです。
オプションサービスは便利ですが、費用がふくらむ原因になるので、費用対効果を考慮して選択する必要があります。
費用をお安く抑えるコツ
業者に依頼する前にできる作業を進める
元気なうちに生前整理を行い、不要なものを処分しておくと、整理業者へ依頼する物量を減らすことができます。
自分で整理したいところだけでも、事前に進めておくと安心。
「大切なものが多いリビングの収納だけ」「自分で判断したいクローゼットだけ」といったピンポイントでのお片付けでももちろんOKです。
自分で行う生前整理は、時間をかけて少しずつ進められるのがメリット。
人手がかからないので、コストを抑えることができますよ。
遺品整理の場合は、整理業者に依頼する前に家族でできる作業を進めます。
家具や家電といった不用品を廃棄し、読まない本を処分し、依頼する範囲を最小限にすることで費用を削減できます。
また、追加費用が発生する特殊作業を自分たちで進めておきます。
解体が必要な家具はあらかじめ解体し、仏壇の供養は個人で寺に依頼し、粗大ごみは自治体のサービスを活用して廃棄することで、追加費用を削減することができます。
無理のない範囲で、自分たちでできることを進めてみてください。
複数の業者の見積もりを比較
整理業者に依頼する前に、複数の業者の見積もりを取りましょう。
見積もりは無料で、金額以外にも、作業内容やスケジュールを確認できます。
明細がわかる見積もりを出してくれて、作業後の追加請求がない業者を選ぶと安心です。
また、基本プランに含まれるサービスの違いを確認します。
清掃や特殊作業、供養が含まれると費用が上がる傾向があるので、必要なサービスを見極め、適切なプランを選択するのがコストダウンのコツです。
不要品の買取で安くなる
業者によっては、整理作業中に出てきた不要品の中で価値のあるものを買い取り、整理作業代金から買取金額を差し引くサービスを行っています。
買取対象は、家電、家具、パソコン、楽器、カメラ、自転車、ゲーム機、ブランド品など種類が豊富。
整理作業の中で査定や買取までを一括で行ってもらえるので、手間が省ける上に、費用を大幅に削減するチャンスです。
繁忙期を避ける
生前整理や遺産整理は、引越が集中する3~4月、お盆、年末年始、ゴールデンウィークなどの繁忙期を避けるのがおすすめです。
閑散期の方が予約や相談がしやすく、費用を抑えられることが多いです。
1~2月や梅雨の時期は、整理業者が比較的落ち着いている時期。
丁寧に対応してもらうには最適なタイミングです。
費用を抑えるには、実施時期も慎重に選びましょう。
【まとめ】ちょっとした工夫で、遺産整理・生前整理費用を節約!
遺産整理や生前整理は自分や家族で行おうとすると、かなり負担があるもの。
知識や経験豊富な整理業者に依頼すると、作業はスムーズで、時間の節約にもなり安心です。
気がかりは、業者に依頼するとまとまった費用がかかること。
でも、費用はちょっとしたポイントで大きくふくらむこともあれば、抑えることもできるのです。
例えば、複数の業者から一番お得なプランを選び、料金が高くなりがちな繁忙期を避けてスケジュールを組み、不用品の買取金額を整理作業代金に充当すれば、当初の予定よりも数万円~数十万円の費用を節約できるはずです。
札幌市で遺品整理や生前整理を業者に依頼するなら、地域密着で多数の実績があり、柔軟に対応してくれる業者を選ぶのがおすすめです。
費用が心配な方も、まずは無料の見積もりから気軽に相談してみてください。
ご予算やご希望に応じた最適なプランを提案してもらえば、整理やお片付けに取り組む気力がわいてくるはずですよ。
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