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生前整理とは?賢く断捨離するおすすめ方法と注意点などを紹介!

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生前整理について知っていますか?

「自分はまだ若いから関係ない」「高齢の親とは離れて暮らしているからやりようがない」と思っている札幌市の方も多いことでしょう。

 

生前整理は、自分が亡くなったあとに遺された家族が苦労しないために、自分の持ち物や財産を整理したり、自分の希望をエンディングノートや遺言書にまとめたりすること。

本人が元気なうちに進めるのが大切です。

自分で整理することはもちろん、離れて暮らす両親のために力を貸すこともできますよ。

 

生前整理は、後ろ向きで悲しい準備ではありません。

身辺を整理してすっきりさせれば、明日からの毎日がもっと生き生きと楽しくなるはずです。

 

この記事では、札幌市で生前整理や断捨離をする方法と注意点を紹介します。

ぜひ参考にしてください。

 

生前整理とは?

 

生前整理とは、自分の死後に遺された家族が苦労しないように、生きているうちに身の回りを整理しておくことです。

整理する対象は持ち物や財産、情報など多岐にわたり、エンディングノートや遺言書を作成することも大切です。

 

最近では、生前整理をする方が増えています。

とくに札幌市のように高齢者の一人暮らしが多い地域では、遠方に住む家族に迷惑をかけないために元気なうちに生前整理をしようと意識する方が多いです。

一度生前整理をすれば、その後安心して快適に生活することができますよ。

 

生前整理はいつから始めるべき?

生前整理を始めるのに決まったタイミングはありません。

ただし、生前整理には体力や判断力、決断力が必要なので、できるだけ若く元気なうちに一度行っておくとスムーズに進みます。

 

定年退職して時間ができたときや病気になったときに行うよりも、元気な今のうちに一度身辺を整えておくのがおすすめです。

 

札幌市などに多い高齢者の単身世帯の方は、普段は自分で生前整理を進めつつ、お正月やお盆に家族が集まったタイミングで将来について相談する機会を持ちましょう。

家族みんなが元気なうちに、大事な話をしておくと安心です。

 

また、生前整理は何度繰り返してもかまいません。

一度目は業者に依頼して全体を把握し、2回目以降では自分で細かく整理していくこともできます。

 

状況や気持ちは年々変わっていくものですから、気になったらすぐに始めて、定期的に見直しましょう。

 

生前整理でやること

財産の把握・処分

銀行口座

所有する銀行口座や証券口座の残高を把握し、不要な口座を解約して整理します。

死後の口座名義人変更の手続きは手間がかかるので、本人が対応するほうがスムーズです。

 

口座を整理していると、忘れていた通帳が見つかることもありますよ。

また、ネット銀行やネット証券の場合、通帳やカードがないので家族に気づかれないことがあります。

 

所有するすべての財産について、財産目録にまとめて記録しておくとよいでしょう。

 

不動産

所有の不動産を把握し、家族に残すかを検討します。

 

不動産を相続すると、相続税がかかるのでまとまったお金を家族が負担することになります。

また、固定遺産税も毎年かかります。

 

家族に残さない不動産は売却を検討しましょう。

不動産の売却を検討する場合は、複数の不動産会社に査定を依頼すると、適切な売却価格を把握することができますよ。

 

札幌市の場合、中央区のマンションに比べて郊外の空き家は売却に時間がかかり、スムーズに進まないことがあります。

 

エンディングノートをまとめる

自分の死や最期についてイメージしてまとめましょう。

治療や介護、葬儀、お墓などについて、自分の希望をエンディングノートに記録します。

エンディングノートは書店や100円ショップ、インターネットなどで購入できます。

 

エンディングノートは、遺言書とは目的や内容が異なり、法的効力はありません。

遺言書とエンディングノートのどちらも用意するのが望ましいです。

 

遺言書を作成する

相続する土地や財産を所有する人はもちろん、財産が少ない人も遺言書を作成するのが安心です。

遺言書には、自筆証書遺言と公正証書遺言があります。

 

自立証書遺言は、自分で書くので、手軽で費用がかかりません。

ただし、要件を満たさないと無効になるリスクがあります。

 

公正証書遺言は、公証役場で公証人が作成し、保管してくれる遺言書です。

信頼性が高い制度ですが、費用がかかるというデメリットがあります。

 

物の整理・断捨離

身の回りの不要なものを処分します。

思い出の品や写真の整理には時間がかかるもの。

腰を据えて取り組みましょう。

 

生前整理のための断捨離は、通常の断捨離とは異なります。

遺された家族の負担を軽くするために身辺整理をするもので、自分のための断捨離とは違う意味合いがあります。

自分と共に生きてきた物の整理をすることは、自分の人生を振り返り、心の整理にもつながりますよ。

 

以下で、生前整理のために賢く断捨離するポイントをくわしく説明します。

 

賢く断捨離するポイント

小分けにして進める

漠然といらないものを探して処分していては、いつまで経っても片づきません。

おすすめは、部屋を小分けにして小さい範囲の断捨離を進めること。

 

「今日は引き出し2つ分」「明日は本棚の1~3段目」と無理のない範囲で区切って進めると達成感を味わいやすく、長続きしやすいです。

処分するか迷うアイテムがあるエリアは後回しにしましょう。

 

アイテム数が少ない玄関や賞味期限を目安に捨てられる食品庫などは、ラクに判断できて進めやすいですよ。

 

必要か不要かを判断する

小分けにしたエリア内のすべてのものを一旦取り出し、必要か不要かを判断します。

通常の断捨離と異なるのは、自分の老後や死後をイメージすること。

 

長い間着ていない衣服や読んでいない本は早めに処分しましょう。

とくに、着物やバッグ、アウター、季節用品など使用頻度が低くダメージが少ないアイテムは迷いがちです。

 

自分で使うイメージがわかないけれど捨てられないアイテムは、リサイクルに出しましょう。

メルカリなどのフリマアプリで売ったり、リサイクル業者に買い取ってもらったりすれば、意外と高額なお小遣いになることも。

誰かにまた使ってもらえると思うと、気持ちも晴れやかに手放せます。

 

ただし、迷ったものはすぐには処分しません。

必要なものは元に戻し、不要なものは処分し、迷ったものは保留箱にまとめて保管しましょう。

数か月後に再度、保留箱の中身を一つずつ確認し、必要か不要かを判断します。

 

家族に残したいものは個別に保管

断捨離している最中に家族に残したい大切なものが見つかった場合は、個別に保管しましょう。

形見にしたい宝飾品や権利証などの大事な文書は、箱やファイルに入れ、メモやメッセージを添えて残します。

 

大切なものリストをエンディングノートに記録すると、家族にわかりやすいので安心です。

相続の対象になるものは、遺言書にも記載しましょう。

 

共有物は家族に相談してから断捨離を

家族の共有物は勝手に断捨離せず、必ず相談しましょう。

例えば、仏壇や神棚は家族共有のものなので、それぞれの思いを確認してから手放すかどうかを検討します。

 

物に込められた思いを無視して勝手に断捨離することは、信頼を失うことにつながるので注意が必要です。

 

また、子どもが残していった卒業アルバムやゲームは、実家で保管していると安心していることもあるので本人に確認しましょう。

 

季節を意識したスケジュール

札幌市のような雪国では、雪の多い時期に車で不用品を搬出したり、屋外の倉庫を整理したりするのは困難なことも。

季節を意識したスケジュールを立てるとスムーズです。

 

冬は室内で細かな断捨離、春~秋に庭や倉庫も含めた断捨離及び不用品の搬出をするのがおすすめ。

天候に合わせて、無理のないスケジューリングを心がけましょう。

 

情報の断捨離も忘れずに

パソコンやスマートフォンに保存された写真やSNSのアカウントなど、デジタル資産も忘れずに整理しましょう。

不要な写真や動画は削除し、パスワードのリストはメモやエンディングノートに残します。

 

有料オンラインサービスのアカウントが残っていると、死後も手数料を支払うことになることも。

使用しないサービスは解約し、死後に処理を託したいブログやSNSがある場合は家族に意思を伝えましょう。

 

業者に依頼するのもおすすめ

生前整理には膨大な時間と労力がかかります。

費用はかかりますが、経験豊富な業者に依頼するのもおすすめ。

 

離れて暮らす親御さんのために、家族が依頼するケースも多いですよ。

一度大掛かりな生前整理をしておくと、身軽になり、その後は自分で細かな整理がしやすくなります。

 

札幌市で生前整理を依頼するなら、地元で実績があり、不用品の回収や貴重品の梱包まですべておまかせできる業者を選ぶと安心です。

 

断捨離の注意点

思い出の品は時間をかけて検討して

断捨離を頑張りすぎると、何でも手放してしまって後悔することがあります。

処分の決断には時間をかけ、少しずつ進めるのが安心です。

 

思い入れのある品は無理に手放す必要はありません。

例えば、子どもの描いた絵や手紙は写真に撮って残し、大量の写真はデータ化してコンパクトに保存することができます。

思い出の品をどう処分するかではなく、どう残すかを検討しましょう。

 

家族間トラブルの元にしない

価値のある品を手放すときや、誰かに譲るときは家族のみんなに相談しましょう。

一人だけに譲ると、思わぬ誤解を生む可能性があります。

形見や相続については、生前に話し合っておくのが大切です。

 

生前整理は、遺された家族が円満に暮らすことを望んですること。

家族みんなが納得できるよう話し合いの機会を持ち、家族間トラブルの元は避けるのが得策です。

 

季節用品には要注意

札幌市のように寒さの厳しい地域では、どの家庭でも暖房器具やアウター、寝具などの冬用品を複数所有しているはず。

 

いずれも保管時にかさばるので、断捨離の対象にしたいところです。

使用頻度を確認して、用途がかぶっているものは処分を検討しましょう。

 

ただし、例年より厳しい寒さがやって来たときに「捨てなければよかった」と後悔することのないよう、捨て過ぎないのが安心です。

 

【まとめ】生前整理のための断捨離をして、老後を安心で快適に

生前整理をした方がいいとわかってはいても、「まだ元気だから」とつい後回しにしてしまいますよね。

でも、急な病気や入院は誰にでも起こりうること。

元気な今のうちに始めるのが、最適なタイミングです。

 

札幌市の広い家で長年暮らしてきた方は、たくさんの思い出や物を所有しているはず。

自分の身の回りから、少しずつ整理を始めてみませんか?

 

自分で行うのが大変と感じるなら、札幌市にある生前整理に特化した専門業者に相談するのがおすすめです。

まずは、無料の見積もりで作業内容・金額・スケジュールを確認してみてください。

作業のイメージがわくと、やる気もわいてくるはずですよ。

 

 

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